真実とは何だったのでしょうか。パスカルは30歳を過ぎて舞踏会にデビューしました。既に彼は確率論を集大成して大数学者でしたが、足が不自由でした。それでデビューが遅れました。しばらくして、ある夜、ある啓示がありました。その時のことは、『メモリアル』という小品に記されています。そして大神秘家となるのでした。その後、どのようにしたら人々に神の実在を信じさせることができるかについて思索します。それが『パンセ』でした。その中に、《人間は考える葦である》というのは人口に膾炙されています。その次に何が書かれていたのでしょうか。《葦を通して宇宙を見る》でした。既に宇宙に気づいていたのです。旧約聖書に『ソドムの市』についての記述があります。ちょうど現代社会の大都市がそれであるかのようです。夜な夜な酒と淫乱に漬かっていました。やがて大自然からの鉄槌が下ります。ある導師が現れて善良な市民を導きます。決して振り返るな、と言われていました。そして、焼きつくされていく大都市を振り向いたロトは雷に打たれて塩の像となりました。明らかに地球温暖化が進行しています。10年以上前に、秋の田の刈り取られた水田にオタマジャクシが泳いでいました。秋に蝶が飛ぶようになっています。自然界から四季が失われたかのようです。海水温はかなり深いところまで上昇しています。それで深海魚やダイオウイカが浮上します。南極の氷が全て溶けると、海水の水位が6メートル上昇すると言われています。既に南の島々では水没する所が出ています。人工物質であるフロンガスの大量使用により、オゾン層が破壊されて地上に宇宙線(放射線)が降り注いでいます。発達障害の子供たちが急増しています。ホーキング博士は、100年以内に月に移住することを真剣に提案して警鐘を鳴らしました。『サピエンス全史』の著者もロボットの開発等により、人類の未来が見通せなくなっていることに言及しています。さて、どうするのですか。いつまでもテレビ界及び芸能界よろしく浮かれていますか。救いはないのでしょうか。今のままのパラダイムでは人類としての滅亡しかありません。それでも救いがあるとするなら、それは仏法だったのです。「衆生功尽きて大火に焼かるると見るときも我が此の土は安穏なり」とあります。心頭滅却すれば火もまた涼しとするところです。心頭滅却とは何だったでしょうか。それが無です。仏道修行の目的です。私たち生命体はこの地上に於いて修行しているのです。此処に気づいて未来は明るいのです。仏の守護があるからです。それは大自然の作用です。本来日本はそれを知っていました。しかし、大航海時代以降の西洋文明の植民地化による世界支配に乗じて、悲しいかな、見失われています。再び自然に帰るべき時です。さすれば救いはあると断言し置きます。それしかないのです。故にもはや二度と戦争はしないのです。世界が待っています。こうしたことを知っているのは今、日本に帰還して日本にしかない自未得先度他の大乗仏法だけだからです。