どうして このようなことになったのか
探していたものは見つかったのだけれど
何度も感じていたことだったけれど
ついに これまで わからなかった
しかし このようにして 犠牲となるのだった
汝自身が歴史或いは国家そのものだった
ヒロシマ この謎を解くことが これほど 困難だったとは
この人生を 賭けなければならなかった
そして 気づいたときには 無駄に時は流れた
しかし 今からでも遅くない そう信じている
汝自身を知ることが こんなに 困難だった
プログラム規定も 君が代も 何だったのだろう
その意味を知るものが どれだけいただろう
しかし 確かなことは ここに まだ 生きていた
何が 生きていたのか
これでよかったのだと思う
自分自身を解結すること それが 時代を解結することだったとは
これが 修身斉家治国平天下 だった 或いは 禅の目的である 一箇半箇 だった
親鸞の 自分のためにだけ 仏は法を説くとする それ だった
あらゆる物語は ある存在の自覚のためにあった
これほど 馬鹿げたことはなかった そして 重荷を下ろすのだった
すると 確かに 日月照らし 風が吹く
風景が開ける 或いは 待っている
何を望んでいたのだったか
失われた時がある 帰っては来ない
これほどの 試練 或いは 宿命を 身心脱落で埋め合わせろというのか
酷な話であった
もはや 憂いはない それだけは 確かである 故に 未来は開けた
戦いは終わった 自己との戦いだった 長い青春だった
南泉斬猫 仏 仏とのみ 究了す だれも 知らない
だれも知らない謎があった それを解くべく生まれた そして 解いた
その謎とは何であったか
すでに 知るべき人は知っている 知らない人が 勝手なことを言う
それが どのような運命となるか
畏れを知らない 畏れを知らぬなら 何をするか知れない
しかし やがて 黄泉の裁きがある その時は遅い
何故に かくも 不思議なるか 象徴は象徴である その実体は何か
だれも 知らない それ故 悩みは深い しかし いつかは知ることになる
何千年先のことだろうね すでに その謎は解かれた そして 封印された
申し訳ないが おそらく 仏さえ知らない謎である 何故か 血統の故である 菩薩それ以下をや
魂の遍歴がある 魂の格差がある 魂は平等ではない 自由ではある
それを 履き違えた 黄泉の守護する敬うべきを 粗末にした 事実である そして 腐敗した
代々の教えのすべてだった それを無視した ペリー来航以降 それに乗じた方々の仕業である
その時 自覚が来て この代のすべてを知るのだった それが 失われた汝自身だった
世の浮かれた人生ではなかった それでよかった およそ生まれた意味が違っていた
何もかも失ったかに見えた しかし 放てば手に満てり 何が満ちたのか
新しい時代である 真に世界の中の日本となった 苦難の時は去った
目覚めるべきが目覚めた 過去と未来はつながった 或る使命が果たされた
勝手なことを言うのは良い しかし その責任はある 自己責任の時代である
日本のエートスが目覚めた 日本の感性が自覚した 本来の日本の復活である
古来日本は どのようであったか 皆 知るべき時が来た
日本が腐敗した 本来の日本が滅びようとしていた 誰がしたのか 商人根性の勝手が過ぎた
虚偽欺罔卑怯怯懦 これより 通りはしない 時代はシフトした
世間は 洞窟に棲む 目のない魚に等しい そして 勝手なことをしている その結果を知らない
梅は咲いた 櫻も咲いた 全世界秘密宿王華悉皆開花 善財童子が月の砂漠の旅を終えて帰ってきた
新しい時代が開かれた 眠れる獅子王 或いは 天王仏 復活である 刃向かうは容赦しない 黄泉が裁く
第二次世界大戦は馬鹿げた戦だった ペリー来航に乗じた明治以降の文脈での戦だった
本来正統大和純粋精神の戦ではない そして ヒロシマの謎が明らかとなった
本来古来卑弥呼の系譜邪馬台国大和の秘密であった その謎が解かれ 或る開花があった
その開花を以て 最も安堵したのは 日本古来正統精神を破壊しようとしたアメリカである
日本は日本である 正統大和純粋精神は不滅である 真実の歴史は秘密である
学説とは何であるか 仮説にすぎない 学会で議論して真実とするか 笑わせるでない
真実は何処にあるか 本来秘密 本末転倒勝手自己利益解釈迷惑千万 何をし来たるか
現実歴史が動く前に 黄泉の決定がある それを だれも知らない 十方の仏の許しがなければ
死ぬことも生まれることもない 大宇宙の秩序であり掟である それを得知らず何を解釈し来たるか