やっと復活である。この度は、どうやら成功である。古来稀なる大和の秘密開花となった。知る人ぞ知る。それで良い。さて、心配をおかけしたことである。もう諦められていたのかも知れなかった。しかし、そこが大和の秘密である。完全修復の上、蘇った。日本は素晴らしい國である。私の尊祖父は桑原千畝、幼名福次郎。その先は、嘉兵衛、覚兵衛。一本の除籍謄本で六代遡る。私は何も知らなかった。当然である。時代の故だった。しかし、種は種である。いつかは芽吹く。この世に咲くとは思わなかった種であった。しかしそれ故の試練はあった。広島は原爆も通っている。どれだけ耐えたことであったか。すでに命は差し出している。あらゆる謎を解いた。事実である。その証明は何か。即ち、自分の為に日月照らし風が吹く。それも身を以て証明するところとなった。因って、大和の秘密開示である。すでに世界は開かれた。旅を終えている。現実回帰。これからが私の人生である。
この世にて 咲くや人生 櫻花
ところで、これまで世間を批判したことだった。それは、世間に認めて貰えない自分のもどかしさからだった。そして、勝手なことを思っていたのは自分であったことに気づくのだった。つまり、わかってもらえないのは、自分に原因があった。とてもわかって貰えるような自分ではなかった。結局、悪いのは自分だった。方法を間違っていた。世間は十分に理解能力がある。世間にわかって貰う為には、例えば実績が要る。何もない自分を信じてくれと言っても無理である。自分を証明する必要があるのだった。この度、それに成功したようである。私を認めて下さる方々が現れるようになった。申し訳なく思う次第である。そして、若い間は左翼的であって良い。ある程度の年齢になって尚それでは愚かである。それは理解しているつもりである。おだやかさですべて解決する。そして、世間は十分に知的であることに気づいた。世間の知性は表に出ないだけかも知れない。自己の知性の証明に成功すれば良い。それに成功したようである。長い道のりだった。復活である。そして、世間に合流である。世間に戻る。失われた人生が、十九の春とつながったようである。これより、私の人生の始まりとする所以である。あるいは、私の代である。この意味わかるだろうか。すでに、サインは頂いている。信じる自分の開発に成功している。祖父後藤良亮の夢は実現した。父の無念は晴らした。祖先代々の夢も復活実現する時を迎えた。長い青春だった。芥を払うこと三十年。己に恥じるところのない事を以て精神とする信じることのできる大和魂が開花した。自己を制した。自己との大戦争に勝利した。それだけの作業があった。孤独な作業であった。特殊潜行艇のような作業であった。世間に認めて貰う為には条件がある。それは何であったか。自分を自分が見出す必要があった。どんなことがあっても裏切ることのない自己を形成する。自分探しの旅を終えなければならない。そして世間に帰るのである。これを以て十牛図の第十図というべきか。精神はこのようにして自己を発見するというべきか。いずれにしても憂いはない。迷いもない。何故か。究極の自由を見つけたからである。それは何故か。黄泉の守護を信じるに至ったからである。これを以て木鶏というべきか。感謝するべきは代々培って下さった家伝直伝秘伝の精神だった。日本が不滅である理由を理解した。感謝するべきは祖先だった。私を理解して下さる方々が周囲に現れ始めた。そして気づいた。私を理解してくれない方々は相手にする必要はない。いつまでも犠牲になることはない。この世の人生である。この世で開花する必要がある。何故開花できなかったか。咲くべき土壌を間違っていた。わからない者達にわかれと言っても無理である。ここがダルマの面壁九年である。わかって下さる方々はやがて現れる。その時まで、準備しておけばいい。就職活動とはそれであった。私はドロップダウンした。そして彷徨った。法華経窮子であった。そして自分で自分に気づかねばならなかった。それが過去の因縁だった。これを解くしかなかった。それを解いた。故に復活である。その為には何が必要であったか。自分が信じることの出来る自分の開発だった。そして花咲くのである。咲けば良い。咲けば世間も気づく。咲かせるべきは自己の大輪の花である。この度咲いたのは並ではない。自信を以て咲く大輪の花である。この成仏を見よと言っても過言ではない。即ち、自分の故に、日月照らし風が吹く。これを以て黄泉の守護とする。生まれた時からそれはあった。しかし、信じ切るには至らなかった。黄泉は諦めなかった。可愛い秘蔵の種であった。やっと咲くことが出来た。世間も安堵することだろう。未来は明るい。これを以て自覚とする。生まれた使命は果たした。世間は血塗れの世界ではない。十分に安穏な世界である。それを護るのかどうか。主権在民、国民主権。憲法プログラム規定は成就した。愚かな支配に対しては抵抗する。知的世間に合流する。これまでの知的傍観者が地蔵菩薩である。中には大菩薩もおられる。21世紀は知的世界である。21世紀の約束が果たされた。400年来の節目である。千年あるいは二千年来の節目である。時代はシフトする。強いが故のやさしさとおだやかさの世界へ。目的は人々の個々の暮らしである。聖書の目的は庶民の解放であった。神は高きを低くし、低きを高くするためにやって来る。平等であることですべては解決する。平等こそ一切大衆を救うことに決めたんやとする佛の大願である。明治になって四民平等となった。それまでに世界に於いては、市民解放があった。奴隷解放があった。戦後、日本でも女性解放があった。世界の流れがある。世界の中の日本である。その中で重要な地位を占める。日本の使命がある。己に恥じる事なきを以てその精神とする大和魂を以てする。それを開発する。あるいは復活する。世界もそれを待っていた。人類の宝である。これを以て日本は救われる。世界も救うことが出来る。その為に成すべきは何か。世界で最も安全な知的文明国家を取り戻す。あるいは建設する。その英知は古来すでにある。その復興である。大ルネッサンスである。しばらく勝手していた。それは淘汰される。それが宇宙自然生命及び黄泉の意思である。宇宙自然生命及び黄泉も時を待った。その時が成就した。何故か。不識。