さて、言うべきことは言った。何故埋没しなければならなかったか、その意味も明らかとなった。しかし、それらも自己一身のことだった。別に気にしなければ済むことではあろう。このようなことを問題にすること自体、馬鹿げたことであったかも知れぬ。しかし、どうにもならない事実でもあった。ここで、このような形にしなければならなかったのだと思われる。これで、一連の仇は取った。もはや、これ以上言うべき事もない。また、問題にするべき事もない。私は、日常に帰る。やっと、帰ることが出来る。思えば長い旅だった。歩んだ道はおよそ筆舌に難い。言えないことも多々ある。しかし、もうこれで良いのだと思う。恨みはない。むしろ、何もかも吹っ飛んだ。とても楽な境界を得ている。自分探しの旅であった。自分を訪ねてどれほどの旅をしたことだろう。見つけたものは何だったか。すでに、記録がある。十分である。何もかも失ったかに見えた。しかし、この世のすべてを得たのかも知れない。これより、失ったものは取り戻される。天徳は積むべきものである。代々の天徳がある。その秘密の蔵を見つけている。古来大和の天徳である。それを開いたのだと思っている。今にわかる。すべての謎は解いた。自分が変わることで世界が変わる。どういうことであるか。誰も知らない。自覚の問題である、何を自覚するのか。大鏡。すなわち、エクスパイア。独座大雄峰。これを以ての故に、一切大和宿王華開花秘密櫻花。私は確かに生まれた使命を果たした。天の証明するところである。疑うも自由。結果は甘んずるべし。信じるものは幸いである。天の祝福するところである。悪法も亦法なり。どういうことか。真実は合理的ではない。むしろ感情的である。何の感情であるか。不識。或いは、無記。無記の定義も何処かに書いた。このブログは宝の山である。蓬莱山である。すなわち、世界が動く。どうしようもない事実となった。そして、新たな事実が発覚した。或る意味で信じていたのだったが、それも騙されていたらしい。どこまでお人好しだったのだろう。事実としては明らかに奪われていたというのに。まだ、信じようとしていた。世間がわかったような気がする。駄目な人間は駄目である。しかし、騙さば騙される。騙す人間がいる。騙す人間はやはり騙す。何処までも利己主義である。今生ではどうにもならないのであろう。そのまま担いでいくしかないのであろう。これからはどうするか。ここが君子危うきに近寄らずだね。高い授業料だったけれど、もう、これで良いと思う。これよりどう生きるか。すでに開発した周波数がある。やさしさですべてが解決する周波数である。思い煩うことはない。悪縁はすべて断ち切ることにしよう。そして新しく始めよう。駄目なものは駄目である。何を期待していたのだろう。此処に来て、一番大きな悪縁を切る。持って生まれたものを大切にしよう。まどろむようにして生きてゆける。それでいいではないか。その時、我が此の土は安穏である。仏さんの所で聞いたことがある。大きな川を渡ろうとする。渡れば良い。しかし、往々にして、下流の流れの激しく、岸の遠いところを渡ろうとする。困難である。しかし、上流に行けばどうか。小川のせせらぎである。川は川である。彼岸は彼岸である。一またぎで何の苦労もない。それで良いではないか。これが安楽行である。自ら地獄に赴くことはない。すでに彼岸を知っている。渡れば良い。失われた何か大切なものとは何であったか。思い出さねばならぬ。安穏な世界はある。南濃令のない世界はある。すべては好い人間関係であった。壊すことはなかったのである。壊してしまった。作るしかない。どのようにして作るのか。DNAが知っている。悪を払拭する。善が残る。善がないのであれば、善の種を貰って来れば良い。おだやかに生きる。敢えて火宅に戻ることはない。すでに、彼岸を知っている。彼岸に住めば良い。すべては自分次第である。それで良いではないか。何をあくせくしてきたのだろう。今となっては懐かしい。すべて水に流そう。そして新しく始める。世間日常に帰る。はるかに失われたやさしさを取り戻す。殺伐も自分次第だった。孤独も自分次第だった。だれも相手にしてくれない。そう思っていた。そうではなかった。誰もが期待してくれていた。誰もが力を認めてくれていた。それを壊していたのは誰だったか。私自身だった。自分が変われば世界は変わる。新しい展開が待っている。思い上がっていたのは自分だった。悪の一点があった。小さな棘があった。小さくても棘は棘だった。これを抜く必要がある。最終段階に達したようである。未来は明るい。明るい未来が見えてきた。この世は血濡れのものではないと吉田健一氏も言っていた。何をしていたのだろう。出遅れた理由もわかった。わかれば対処できる。それで良いではないか。いよいよ最後の欠点が見えてきた。激しいものがあった。それも仕方ない。この世の人生は過去の自分を修正して未来に託す。修正すべきところが見えてきた。悲しいね。そうであったとは。しかし、これで本当の復活が出来そうである。力も発揮することが出来るだろう。すべて良しとするべきか。最後に笑えるだろうか。笑えそうな気がしてきた。おだやかな日常が待っている。もう一歩、歩を進めることにしよう。人生に終わりはない。この世を去るまで、上求菩提、下化衆生。それで良い。まだまだ、前進しなくてはならない。化城は出ている。そして彷徨ってきた。帰るべき城が見えている。帰ることにしよう。