日本は大丈夫

自分は何者だったのでしょうね。それが禅のテーマでした。そしてその答えは何だったのでしょうか。彼は何者だったのでしょうね。

彼はいいます。一箇の自覚、おろそか能わず。使命は果たした。これより色を塗りかえる。本来日本、滅し給わず。原爆の火を以てしても。頼朝は伊豆に流されていた。勝手が過ぎた。もはや通らない。……何をいっているのでしょうね。

真実とは何だったのでしょうか。彼はいいます。本来日本の本懐がある。それは身心清浄及び正直だった。それを復活する頃となった。故に、日本は大丈夫である。

世界も待っていたそうです。世界の中の日本として重要な使命があります。何を学び、何を選択するのだったのでしょうか。その時が来たのでしょうか。

テレビ界も総懺悔の時節となったのでしょうか。野蛮と愚かさを払拭する時を迎えたのかも知れないですね。何を餌食に利益となしたのでしょうね。道元曰く。花は愛惜に散り、草は棄嫌に生ふる。

住むべき世界がなかったといいます。明治以降のことでした。住むべき世界がないならそれを作るしかないと吉田健一氏も書いていました。『思い出すままに』の中で。故に彷徨ったのでしょうか。そして帰って来たのでしょうか。それにしては姿が見えないですね。何を見つけて帰って来たというのでしょうね。孤独な旅があったといいます。申し訳ないことでした。

彼は導かれていたといいます。大切に育まれていたらしいのです。導き、育んだのは黄泉でした。それは祖先の総体でした。風が吹く時、魂の祝福を感じたといいます。

風神雷神の秘密も解いたといいます。それが草薙の剣であり、金剛杵でした。それはあるといいます。何をいっているのでしょうね。そして彼がそれを見つけ、開発実験検証確定してする自覚の時が待たれていたといいます。その時、時代が変わるというのです。

日本は何処へ向かうのでしょうか。その時が来るのです。必ず来るのです。切り札がそろったといいます。何のことでしょうね。

彼はいいます。日本は大丈夫だよ。 何故でしょうか。父を知っているからでしょうか。祖父を知っているからでしょうか。代々のことがあるといっていました。何時までも無視できないモノがあるそうです。彼はいいます。誰も知らない古来日本の秘密があり、そしてそれは掟でもありました。

傷つけてはならないモノがありました。貶めてはならないモノがありました。決して奪えないモノがありました。触れてはならない逆鱗があるのです。寝た子が起きたのでしょうか。蛙の子は蛙ですね。行く先の確かでない船には誰も乗りません。縁の下の力持ちは常にいます。実力の時代です。思い上がりは滅びます。

一番にならなくて良いとか、バカになることが幸せだとか。誰がいいはじめたのでしょうね。その罪は償って頂きます。知らないことを以て勝手なことをしましたね。そして民を惑わせましたね。衆愚を煽って利益となす時代は終わりました。それを以てセレブとは決していわせない。ラスコリーニコフが笑っています。彼を救ったのはソーニャでした。

彼は何をしていたのでしょうか。何を夢に描いていたのでしょうね。既に記録があるといいます。精査されたいとのことでした。彼こそ彼だったのでしょうか。何を粗末にしたのでしょうね。何を貶めていたのでしょうか。真実は壊せません。

新しい時代です。夢は何時か必ず実現します。思考も現実化します。その要件が明らかとなりました。彼は何をしていたのでしょうね。時を待っていたのでしょうか。マーラーはいいました。何時か私の時代が来る。浮かれた時代は終わりました。

鬱晴れて 本来日本 とりもどす この人生に 常なる笑顔

偽りの世も終わりました。人が感動するのは、真面目に取り組んでいるあなたの姿です。きっと応援してくれるでしょう。あなたはひとりではない。何時も誰かに見守られています。味方は必ずいます。何かあったら、必ず救援に駆けつけてくれます。諦めないでね。

若さとは年齢ではありません。魂は永遠に進化します。何歳になっても。