詩人誕生

2010年08月07日

  • あれこれと考えてきたことも その意味を失い
  • 私たちは生きていて いつか気づくのでした
  • 気づいてみないとわからないのだけれど 
  • 思念が雑音めいていては
  • 思うようにはならなくて
  • 静かに対処することで
  • 自ずから調ってきます
  • ビーナスはこうして誕生し
  • 詩人もこうして生まれるのです
  • 言葉が真実を伝え始めるには 
  • 何が必要だったのでしょうね
  • 気づけば多くの蝶が舞い
  • 目の前でサナギが白く羽化します

 

永遠と愛と幸せと

2010年08月11日

  • 彼は言っていました。もう大丈夫だよって。彼って、何者だったのでしょうね。どのような人生を歩んだのでしょうか。何にだってなれたのだけれど、何にもならなかったんだって。それにも理由があったとか。探さなければならないものがあったらしいのです。それは彼にしかできないことであったらしいのです。孤独と屈辱の人生だったといっていました。そしてそれも解決したようです。彼は言っていました。もう、大丈夫だよ。彼こそ彼でした。使命は果たしたといいます。政治も行政も腐敗しましたね。何故だったのでしょうね。何を裏切ったのですか。商人化する必要はなかったのです。知る人はいないのです。彼はこの世で、ついに孤独でした。しかし、彼は見つけています。本来大和の秘密も解いたといいます。そのために生まれていたのでしょうか。何もかも試練だったのでした。そして新しい時代が始まるのです。親鸞は言いました。仏は自分一人のために法を説くって。どういうことだったのでしょうね。この世はどのようにできていたのだったのでしょうか。いつか誰もが辿り着くとしても、その間、どれだけ苦しまなければならないのでしょうね。そして野蛮と愚かさを乗り越えるのです。そして見えて来ます。永遠と愛と幸せと。それが私たち庶民のために開かれました。これが21世紀の約束だったのです。嘘とバイオレンスは滅びます。風神雷神は存在します。