隻手の音を聞くだろう

2010-05-15

  • 彼は埋没していた。それは十六のころからだった。それまでの彼は、とても力があった。しかしその後、この世ではとても解決できないと思われた悲しみがあった。そして何をしても駄目だった。彼は読書に勤しんだ。やわな読書はしていない。やがて禅籍を渉猟した。それでも解決はないかのようだった。何かを探していたのだった。何を探していたのだろうね。この度、15,16日の天気予報が修正された。高気圧の勢力が、思いもよらぬ力を持っているという。何故だろうね。彼はある力を探していた。それを見つけ出し、自分のものとしなければならなかった。彼はいう。夢は実現する。究極の夢は何だったのだろうか。すでに記録がある。全体の趣旨より勘案されたいという。知る人は知っている。知る人は幸いである。隻手の音を聞くだろう。知らない人は知らないことを以って否定する。しかし、知っても識らなくても、地球は回っている。彼はいう。使命は果たしたよ。次は、あなた方の番だね。だれもが、必ず、いつか至る。どこへ至るのだろうか。幸せの方へである。この世に生まれた意味がある。だれも知らなかった。無理もない。属性がなかった。そして自覚を要する。時を要する。ある生徒が叱られた。しかし笑っている。お笑い芸能界の罪である。何もかもギャグになってしまった。先生はいった。それは誰かにさせられたのか。お前がしたのか。生徒は答えようとした。自分が……。先生は制した。お前がしたのではない。この場の空気がさせたのだ。お前は悪くない。空気を変えるが良い。明るく、楽しい方へ。私たちは生きている。だれもが生きる権利がある。それぞれの生き方がある。どのような自分になりたいのか。選択の自由がある。この世は法則どおりである。黄泉を制して何かある。その時、すべてを知るだろう。それは何だったのか。見えない世界がある。見えない世界ですべて決する。知らなかったね。そして勝手した。あらゆる腐敗がある。気づくべき時節となった。本来日本、見事に蘇る。花はどこへ。もう咲かないのかと思われていた。やっと、咲いたね。一切種智慧。彼こそ彼だった。どうにもならない。これまでは通った。これより通らない。王の目、王の耳。閨房にても王を呪うことなかれ。小鳥がそれを運ぶから。時代は決した。失われていた自信が回復した。

今日の月

2010年04月28日


  • 私たちは生きている。生きているとはどういうことだったのか。そして私たちは社会的動物である。社会性とはどういうことだったのか。私たちは、幸せになるために生まれてきた。どのように、生きるべきだったか。自分のためにする個人主義及び自分のためにする市場原理は失敗したのではないのか。しかも自由である。私たちは、市民革命を含めて、歴史的に自由を模索してきた。自由とは何だったのか。それはむしろ選択だった。決して何でもしても良いとする野蛮ではなかった。ここにこれまでの財閥的自由の反省がある。何を犠牲にしたのだったか。現代セレブの自由は、間違っていたのではなかったか。テレビ界は反省を要する。天晴れ日本はそれを知っていたのではなかったか。しかし、全共闘的自由を自由としていないか。彼はいっていた。美しい自然が待っている。好ましい人間関係が訪れる。どういうことだったのか。誰も知らなかった。


     今日の月 時代さやけて 春の風

  • そして彼はいう。時代は決した。彼こそ彼だった。どのレベルでいっているのだろうね。実人生、これより勝手は通さない。裏切ったね。貶めた。騙した。無視もあった。笑うしかない。これまでは通った。天神。これより通らない。それほどの実人生がある。これより容赦しない。学ぶべきは学んだ。見るべきは見た。地獄の底まで。あなた方は知らなかった。この世に秘密がある。それは何だったのか。所詮、この世はジュピターのさじ加減である。善も悪もない。それを正義という。正義は必ず勝つ。本来大和は負け戦をしない。明治以降、何が支配したのだったか。黄泉の決済がある。黄泉は明治に譲ったのだった。しかしあなた方は悉く裏切った。事実である。明らかとなった。黄泉は待っていた。王の目、王の耳。黄泉は忍耐強く導いた。各々、観念するべし。ここまでである。時代は決した。既に失敗した者たちは立ち去るが良い。黄泉の受容祝福守護あるいは一休髑髏ご用心、刃向かえはしない。この秘密を解いた者があるか。あるというなら出てくるが良い。共に語らん。それでも刃向かうか。魑魅魍魎、出てくるが良い。容赦しない。あなた方の実体は見抜かれたのである。彼はいう。勝負にならない。時代は無事開かれた。代々の務めとして。この度は静かにシフトする。すでにテイクオフしている。明るい未来へ。知っても識らなくても。世界は認めている。日本は大丈夫だよ。これを以て彼の業績とする。誰も知らない事実がある。あらゆる学問は誰のためにあったのか。親鸞はいう。仏は我一人のために法を説く。知らなかったね。そして教育は失敗した。何故であるか。敢えていう。いつしか彼を見失った。彼こそ彼だった。これより明らかとなる。そして彼は見事に蘇った。さて、これより各々、どうするのだろうね。それぞれの問題である。彼は大丈夫だよ。本当の自由とは何だったのだろうね。本当の幸せとは何だったのか。資格ではなかったね。私たちの時代だよ。幸せになろうね。それはある。新しい時代です。


     新時代 無事に開いて 春の月