放射線について


2013年10月27日


  • スリーマイル島、チェルノブイリで生態系に何が起こっていたか。そして福島でこれから何が起きるのだろう。新疆ウイグル自治区もそうだった。福島での除染も森林に対しては行われていない。それで本当に除染と言えるのだろうか。森林に積もった放射線は雨が降るとどこへ行くのだろうね。安全神話は崩れている。設計段階では安全であっても想定外の自然災害の前では無力だった。その後の対策は悉く稚拙だった。建設段階での人為的作業ミスもあった。それにしても被害があまりにも甚大で悲惨ではないか。被害に対してとても補償できない。未来に対してあまりにも無責任と言えるのではないだろうか。利益のためだったね。どの階層の利益だったのか。やがて放射線を分解するバクテリアが現れるのを待つしかないのかも知れない。大自然の治癒力が及ぶだろうか。間に合うだろうか。信じていたい。人間の尊厳と偉大さを。除染作業等においてさらに汚職等のないことを祈る。この件に関する限り最大の誠意を以て事に当たるべきだろうね。何を以て日本は大丈夫とするのだったか。権力ではない。武力でもない。お金でもなかった。自然と共に生きて幸せである。自然を破壊して顧みないのは人間の思い上がりであり、勘違いである。見えない世界からの受容と祝福がある。すべて見えない世界で決する。見えない世界と合流することを以て日本は大丈夫とする。神の意思と合致することを以て日本は大丈夫である。それは愛である。平和である。自由である。恐怖ではない。支配ではない。強制ではない。愛とは何だったろうか。動植物及び岩石も喜ぶ幸せの周波数だった。それが光だった。慈悲だった。アガペだった。殺戮の世ではない。吉田健一氏も書いていた。この世は決して血塗れの世界ではない。やさしい愛の世界がある。生命体はそれを目指している。誰もが幸せとなってその中の自分も幸せである。私たちは幸せになるために生まれている。何が幸せだったのか。愛のある自由な暮らしである。それは見えない世界と合流することだった。かつて四聖はそれに気づいていた。そして伝えられていた。先ず、日本において結実する。それを世界に発信しよう。戦後日本に託されていた重大な使命とはそれだったのである。日本は戦争に負けて学んだのである。民主主義並びに人間の尊厳に基づく自由及び平等等の諸権利がある。日本において開花結実したのである。もっと日本人として自信を持っていいのだった。世界は知っている。灯台もと暗し。いつまでも知らなかったのは日本人自身だった。自然を征服しようなどとする思想にいつまでも迎合することはない。武力を以て紛争解決はあり得ない。相手を屈服させて支配しようとするだけである。そうした時代は終わっている。支配しようとしてもいつか専制君主もギロチンの露となった。支配及び強制からの自由がある。それを以て新たに社会契約を結ぶのである。そしてだれもが幸せとなるのだった。放射線はこうしたことを教えようとしているのだろうか。人間としての限界と可能性である。何を選択するのであるか。未来は私たちの責任段階となっている。人類はここまで進化した。


領有権について


2013年10月27日


  • ベルサイユ体制ということがあった。世界秩序としての領土問題解決のためだった。また国内の政治的支配階層にとって最も危惧することは国民の隆起である。現代憲法では、自由及び平等等、人間としての諸権利が保障されており、それらの基礎となる民主主義そのものが破壊された場合には抵抗権が保障されている。往々にして支配階層は自分たちの保身のために仮想敵国を設定し、国民を教育する。よほど内政に自信がない時である。国民の目を欺く。ところで尖閣・竹島の領有権について紛争状態になっている。どちらも歴史的根拠で自らの領有を主張している。歴史的に云々すればきりがない。人間は歴史的に何をしてきただろうか。殺戮による版図拡大と恐怖を以てする臣民支配の連続ではなかったか。近いところではインカの金の略奪があった。帝国主義に基づく植民地化による世界分割があった。いつまでもそれを問えるだろうか。現代世界秩序の原点は第二次世界大戦の終結である。尖閣・竹島の領有権の主張もそれより始めるしかないのではないか。歴史的根拠を言っていては紛争になるに決まっている。紛争の最後の解決手段は何か。これまでは戦争だった。戦争は回避しなければならない。そうした日本の立場がある。そうかと言って領有権があるとしてそれ(主権)を放棄することはない。話し合いで平和的に解決できる。議論のすり替えはお話にならない。目的は何か。尖閣・竹島近海は地下資源の宝庫であることが明らかとなったのは最近のことである。経済的利益が目的であるならば、共同開発による利益の共有・分配もあるだろう。いずれにしてもアジアとしての近隣諸国家である。近所づきあいは大切である。仲良くやっていこうではないか。はっきり言う。日本は右傾化しない。多くの日本人はそう思っている。また、かの戦争については、本当に申し訳ないことだった。関係当事者国に対しても日本国民に対しても。十分に反省している。故に世界の中の日本として平和立国を以て貢献したいと思っている。