あらゆる個々の教育課程が道徳教育へ収斂する

2011年02月23日

  • 学校教育に求められているものが何だったのか 明らかとなった 社会的人格の育成だった 学力の向上はその一部であり 重要な要素である そして 規範意識の醸成がある それは 社会契約である 芸能界の標榜していた何をしても自由ではない それは文化活動としていえるのであって その他の自由については公共の福祉がある それが社会性である 学校生活は集団生活である その中で 社会性とは何かを身を以て学ぶ この辺りを理解していない保護者が 例えば モンスター・ペアレントとなる 基本的生活習慣は躾である それは 家庭における教育である それを基礎に 規範意識としての社会的人格の育成をするのが学校だった(規範意識の醸成とは内面化してその後の行動が変わることを要する) 世の親にこうしたシステムを理解していない方々が多いのではないだろうか その原因はテレビ界及びお笑い芸能界にあるのではないか 子どもたちの秩序は何を模範にしているのだったか 彼らはおもしろければ良いとする それはギャグだった しばらくそれが支配している そして付和雷同し悪乗りする 個人の尊厳を知らない そしていじめも彼らにとって当然だった 人間性等を以て臨めば それは彼らの秩序を否定する 故に 彼らは反抗する 私たちは民主主義を選択している(民主主義は個人の尊厳の制度的保障であり 自由(社会契約により一部制限されている)及び平等(生まれによるあらゆる差別のないことであり 結果の平等ではない)を基礎とする) そして幸せになろうとしている その時 何が必要であるのか考える必要がある 日本精神骨抜き占領政策があった それに乗じてセレブとなった方々もいる 今までは通った これより通らない これも真実である 学校教育の目的は子どもたちの社会的人格の育成にある それが道徳教育となった これまでの道徳は教育課程の一部だった あるいは道徳教育があって 個々の教育課程にベクトルが向いていた その向きが転換された あらゆる個々の教育課程が道徳教育へ収斂する 時代は確かに変わっている これまでの道徳教育は現在の課題を解決するためにあった そうではないことに教育界は気づいた 道徳教育の目的は子どもたちの将来のためにある 将来をよりよく生きる力として 道徳教育がある 根本理念の転換である これまでの方法論は教育課程に於いてももはや通らない 各現場教師は考えなくてはならない 制度的転換があったと言えるだろう 子どもたちに対する観点を変えなければならなくなっている 補充 進化 統合 時代は明確性を要する統合の段階に入った しばらく埋もれていた知性がある あらゆる評価をのがれていた 常々片鱗はあった 真実は真実である そして 時代がどうにもならなくなって 輝き始めるのだった 支配階級も驚いている 根本理念の静かなる変革があった 
  • その後 この件に関して専門家に質問した 何かこれまでと違う考え方の根本的な転換があったのですか それに対する答えは これまでにもこうした観点はあった しかし それが曖昧であった それが明確にされた すなわち 要としての道徳教育という観点が強調された 彼はその答えで十分だと思った そうだったのである 常々 そうした真実は伝えられていた それが叡智であり 神の七つの力だった しかし そっくり受け取る器がいない 世のリーダーの代々の嘆きである 往々にして人間の悪が勝つ これまでもあった これからもある しかしあっても見えない この度の要はすこぶる巨大なダイヤモンドの原石である 輝き始めるとどうなるのだろうね 彼はかつて実質的にオール10だった しかし埋没していた 彼は言った ダントツのエースだった 誰もが認めていた しかしその後 虐げられた そして 彼は何を見聞したのだったか 何を獲得しているのだろう 彼は今 期せずして 新しい課題を見つけている 昨年度の研究の具体化だろうか 彼は何を自覚し 確信しているのだろう 凡そ誰も解けない謎を解いている 彼にはそれが必要だった そのために生まれていた 彼は言う 今度こそ大丈夫だよ 日本を救う もう途中でキレはしない その必要がなくなった 日々感謝と喜びを以て生きる術が見つかった それは 黄泉の守護する 絶対の自信の回復 日月照らし風が吹く 黄泉とは祖先の総体だった 彼がどの階層に属し 何を考えていたか 導かれていた 導いていたのは黄泉だった 黄泉にも好みがある 即ち 道元曰く 花は哀惜に散り 草は棄嫌に生ふる 戦後は殊の外困難だった その間 何が蔓延ったのか 本来卑弥呼の系譜邪馬台国大和正統日本が憂えている 取り戻すべきものがある 全共闘的自由が自由ではない 彼の旅は何だったのか 『失われた何か大切なものを求めて』だった それは高校生の頃より始まっていた 直接間接 彼を悲しませた者たちはどうなるか 一休不識
  • そよ風のなぐさむ季節さすらいの我が人生についぞ至りぬ
  • 長き冬過ぎ越し日々の惜春をいつしか掴む春の喜び
  • 幾歳の悲しみ深く尋ね来し孤独背負いて春を待つらむ