富を得る秘訣
≪そこでイエスは言われた。「神を信じなさい。はっきり言っておく。だれでもこの山に向かい、『立ち上がって、海に飛び込め』と言い、少しも疑わず、自分の言うとおりになると信じるならば、そのとおりになる。だから、言っておく。祈り求めるものはすべて既に得られたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになる。また、立って祈るとき、だれかに対して何か恨みに思うことがあれば、赦してあげなさい。そうすれば、あなたがたの天の父も、あなたがたの過ちを赦してくださる。≫ (マルコによる福音書11-23/24/25)
≪イエスは彼を見つめ、慈しんで言われた。「あなたに欠けているものが一つある。行って持っている物を売り払い、貧しい人々に施しなさい。そうすれば、天に富を積むことになる。それから、わたしに従いなさい。」≫ (マルコによる福音書10-21)
≪イエスは彼らを見つめて言われた。「人間にできることではないが、神にはできる。神は何でもできるからだ。」≫ (マルコによる福音書10-27)
そして、≪まだ想像の段階でしか所有していないものに対して、こころから神に感謝できる人には確信があるのです。その人は、求めるものがなんであっても創り出し、豊かになっていくはずです。≫ (フォレスト出版刊『富を手にする「ただひとつ」の法則』p78)
だが、
≪それらよりもなお、わが子よ、心せよ。書物はいくら記してもきりがない。学びすぎれば体が疲れる。すべてに耳を傾けて得た結論。「神を畏れ、その戒めを守れ。」これこそ、人間のすべて。神は、善をも悪をも一切の業を、隠れたこともすべて裁きの座に引き出されるであろう。≫ (コヘレトの言葉12-12/13/14)
さらに、
≪忍耐した人たちは幸せだと、わたしたちは思います。あなたがたは、ヨブの忍耐について聞き、主が最後にどのようにしてくださったかを知っています。主は慈しみ深く、憐れみに満ちた方だからです。(ヤコブの手紙5-11)≪だから、主にいやしていただくために、罪を告白し合い、互いのために祈りなさい。正しい人の祈りは、大きな力があり、効果をもたらします。エリヤは、わたしたちと同じような人間でしたが、雨が降らないようにと熱心に祈ったところ、三年半にわたって地上に雨が降りませんでした。しかし、再び祈ったところ、天から雨が降り、地は実をみのらせました。わたしの兄弟たち、あなたがたの中に真理から迷い出た者がいて、だれかがその人を真理へ連れ戻すならば、罪人を迷いの道から連れ戻す人は、その罪人の魂を死から救い出し、多くの罪を覆うことになると、知るべきです。≫ (ヤコブの手紙5-16/17/18/19/20)
すなわち、
ヨブは悔い改めることにより、祈る力を得た。そしてその力で主の怒りに触れている友人のために祈った。そして主はその祈りを受け入れ、祝福した。ヨブは裕福になり恵まれた晩年を迎えた。これが富を得る秘訣である。
「人生で手にした報酬は、奉仕と正比例するものである。人間は、お互い奉仕し合いながら生きていくものなのだ。」 (きこ書房刊、アール・ナイチンゲール著、『人間は自分が考えているような人間になる!!』p136)
「豊かさを知ることや、お金持ちになるときに大切なことは、100万円の価値感[観]を知ることではなく、1円のお金の尊さを知ることです。(中略)お金を見下す人は、必ずお金のことで泣くことになるでしょう。(中略)貧しい気持ちが貧しさをひきつけるようになるからです。小さい額には用はない、大きなお金の話がしたいと言っても、小さなお金の価値を感じ取る豊かな心がなければ、お金はあなたのところにやって来ることができなくなるのです。(中略)本当のお金持ちの人は、”1円くらい”などという言い方や、お金をバカにしたような言葉は、絶対に口から出てきません!(中略)小さなことに大きな思いやりを持ってこそ、すべてのことは豊になっていくのです。お金さん、ありがとう。豊かさをありがとう。」 (ゴマ文庫、佳川奈未著、『成功感性』p167)
「やるべきことをしっかりやれば、お金はあとからついてくるのです! 本当にそうなります。」(同p160)