明確な意識
- 【平成20(2008)年11月8日】何か問題があるとする。それは解けばいい。数学と同じだね。或いは算数もある。さて、解けるかな。熟練技術を要する。日本の技術力はどの国も真似が出来ない。十指の指紋が渦を巻く。それを知らなかった。勝手が過ぎたね。いい加減だったね。どうするのだろうね。常に課題はある。どれほどの課題を解いたのか。それが実力だ。大企業だって危ない時代となった。いよいよだね。面白くなってきた。お金は持っていても、不安及び恐怖からの解決はありますか。自信はありますか。勇気はありますか。何かにおびえてはいませんか。明確な意識が自分のものとなれば、怖いもの等何もない。黄泉が守護する。天が祝福する。何時までも餌食となる必要はないよね。問題解決は出来る。誰にも解けない問題もある。それを解いたのだろうか。埋没特殊潜航三十有余年、四聖、何する者ぞ。本来の自覚が来た。この世はそうだったんだ。気づいたら勝ち組だ。これまでの勝ち組は勝ち組ではない。本当の勝ち組がいる事を示していたに過ぎない。欺罔及び暴力を手段として成功しても、何時までも続きはしない。要件としての身心清浄及び正直がある。しかし、知性はそれに気づけなかった。それにも理由があった。それほどまでに、明治以降及び戦後は困難な時代だった。本来の秩序を破壊した全共闘的自由が拍車をかけた。しかし、幾多の試練を乗り越えて、本来の自覚に至ったとしたら、どうなるだろう。これまでの欺罔及び暴力を以てする愚かな勝ち組は本来の勝ち組ではない。思い違いしたね。勘違いもあった。そう思わないか。そろそろ年貢の納め時だよ。黄泉も天もこの時を待っていた。黄泉も天もあるのだった。知らなかったね。探そうともしなかった。そして何を浮かれているのか。何事も一番乗りだよ。或いは一番槍だ。この世に今、二人といない本来の自覚がある。そしてそれは予定されていた。或いは導かれていた。それだけの試練はあった。それを乗り越えて道は開ける。安易に考えていたね。…… お前だったのか。何が?随分と探していたぞ。花は何処へ。まさか、本当にお前だったのか。お前は何を見つけたのだ。何を開発したのか。或いは何を思い出したのか。たいへんだったろうな。しかし、有り難うよ。よくやった。日本は日本だった。お前でなければ、出来なかった。子供の頃からのお前を知る者はいない。お前の父を知る者はいない。お前の祖父を知る者もいない。お前は知っていたのか。代々の務めを果たしたのか。だが、信じられなかったんだな。長い冬だったな。無理もない。澄まなかった。酷だったな。辛かったであろう。しかし、よくぞ耐えた。生きていたんだな。嬉しいよ。お前こそ、……。もういいよ。すべて、終わったよ。そして始まる。わかってしまったんだ。何もかも。疑いは晴れたよ。大岩は砕かれたんだ。水が流れ始める。豊かな時代となる。誰もが待っていた幸せの時代が来る。本当だよ。みんな、幸せになろうね。持って生まれたものがある。それで生きればいい。阻害する者は何か。問題は解決する。知性と感性で。明確な意識こそ、黄泉が守護する。天が祝福する。開発するべきはそれだった。磨くべきはそれだった。見つけるべきは自分自身だった。本来日本の自覚とするところである。それは見つかった。或いは伏流である。機械とお金に支配されていたね。何に染まったのか。何をしていたんだろうね。
- 安芸の田の焚き火の煙鹿ぞ住む唐紅に紅葉散る頃