短歌 魔王成仏
2009.08.14
- 時の来て耳より入る魔王かな体内巡る浄化せしむる
- ちゅんちゅんと雀も涼し朝の呉廓然無聖空晴れ渡る
- 本当の事がわかれば誉るべしこの世を開く人のありしを
- かたくなに護りし種ぞ花と咲く重荷を降ろす楽となるらむ
- 柔和なる頃の来たりて平和かな茲に確定時ぞするらむ
- 知らずとも随うべき帝則ぞ良寛和尚も見つけて居たり
- 平和こそ仏の願い知る頃は我も歩まむ人も歩まむ
- 悪舌は何も生まぬと知りぬれば定めてこれを廃棄せしむる
- 魂の姿ぞこれと示すれば誰もが気づく安芸の夕暮れ
- ありがたき事の権実聞かされて生死を越ゆる不安なからん
- 仏とは広開三顕一の席立ちて示すは後の世のため
- 仏の事過去の秘密をひもといて新たに開く不可議の戸
- 開かれて我もその中自由なりいつにて気づく己なりけり
- 見つけたるその宝ぞ如何ならむ事の権実知るぞ喜び
- 何もかも失いたりて至れるを我も真実歩んできたか
- 確かなるこの人生証明す新たな世界誰もが歩む
- 大衆を救うというぞ理由有り償いできる事の真実
- 力ありされど埋没何故ぞ過去の因縁疑えぬ頃
- 魔も力これに打ち勝つ人生は準備万端船出するべし
- 人間は生態系に君臨す故に犠牲の積もりてあらん
- 知らずとも犯し過ぎ越し人間の悪に気づけり未来開ける
- 悪魔をもこの身の中に取り入れん瞬時成仏これぞ仏ぞ