八岐大蛇退治
2010-01-23
彼が見つけているものって何だろうね
永遠の至福だろうか それは
困難な時代の永遠の幸せなのかも知れない
見えない世界がある
彼はいっていた 困難な時代の幸せがある
それは 試練を乗り越えて至る
それって 何だったのだろうね
人は生まれながらに 幸せを求める
しかし それが物質的世界=お金(肉体)にとどまる
そして 裏切られる
限界のあるものに 永遠を求めている
また 彼はいっていた
至るまでの人生と 至り得てからの人生がある
彼の人生って 何だったのだろうね
彼は 何を思っているのだろうね
彼こそ彼だった
螺鈿の槍 無銘の扁額 尊祖父の肖像
すべては彼に譲られていた
彼のために準備されていた
仏は愚禿親鸞ひとりのために法を説く
あるいは 仏 仏とのみ 究了し給えり
不思議な経験があった 彼も知らなかった
この世は いかなる代であったのか
国旗掲揚 君が代斉唱
天皇は国民および国民統合の象徴である
象徴であるからには もとがある
それを知らなかった そして勝手した
黄泉が赦しはしない
黄泉とは祖先の総体だった
何をしてきたのか 行きはよいよい 帰りは怖い
天神様の通り道である 知らなかったね
父もそうだった 祖父もそうだった
尊祖父もそうであったであろう
知らなかったね 知る頃となった
代々の約束であるという
本来神国日本 滅し給わず 見事に蘇る
何をおとしめたのか 何を裏切ったか
明らかとなった
そして どうなるのだったか
それも真実の証明となった
彼の時代が来たのだろうか
それも約束だったのだろうか
ワルハラ城は 燃え落ちた
彼の時節が到来したのだろうか
彼は見事に試練に耐え抜いたか
彼こそ彼だった
彼は立ち上がるだろうか 未来のために
誰もが待っていた
それが誰であるかは誰も知らなかった
既に 試練の頃は越えたのかも知れない
彼はいう 誰も知らなかった そして勝手した
彼はいった 容赦しない 罪は罪である
何に対する罪であったか
刑罰論の本質は 筑間教授から伝授されていた
そして彼はさらに 一休髑髏ご用心も解明していた
それは 何だったのか
黄泉の守護 刃向かえば死に神が来る
21世紀の約束 愚かさからの脱却
しばらく 何が支配していたのだったか
八岐大蛇だった
大蛇 本来日本の血ではない
戦後 日本精神骨抜き占領政策があった
それは カラカラ浴場だった
それに乗じての繁栄があった
テレビ界がその権化だった
それは終わった 大蛇を退治する
彼はいう すべては見えない世界で決する
彼こそ オールマイティだった
今となっては
ジョーカーの域に達しているのかも知れない
切り札はそろった
アーサー王の円卓会議が招集された
この世の淵源が明らかとなった
彼はいった Who broke Houses ?
もののふの
やさしきこころふれしかば
この道たれとともに歩まむ
小林秀雄氏も晩年になって気づいた
己の分際を超えんとして超えることはできない
詠み歌の第一義はただ妄念を鎮めるにありと
彼はいう この代の困難を克服するには
意識を高めるしかない
代々学問もせず知らず得ず
愚かさを喜ぶ傾向を矯め直すべき