平成21年(2009)10月4日(中秋の名月の朝)
名月や輝き強き光かな
幾千年の稔り明らか
音無しの上の句ここに携えて
未来を開く時の来にけり
長旅の疲れをいやす時は秋
すべて楽しきジョークは迷信
しかと知る松虫印受け止めて
我が使命をば果たす頃なる
贈れるは祖父のたまいしルビーの指輪
何も得知らぬ世間身勝手
淵源は何処に有りと尋ねたる
我が人生はすべて実なり
我こそは代を宇治山と人のいふ
その宇治山ぞ何処有りなむ
人の世の畏れ得知らぬ自由かな
これより知るは己なりけり
代の秘密これほど謎と知りぬれば
これより一切通りはしない
一切は佐藤一斎ありぬれば
この世一切始じむ頃来る
代々の再興使命我にあり
あらゆる懺悔未来明るし
これにてぞ確かに使命果たしたる
これより始む神武天皇
刃向かうもありたるありと彼のいう
黄泉の定めぞくらましおかず
代の定めこの身にに受けし宿命を
見事に果たす未来明るし
各々の身勝手欺罔見抜きたる
この日を以てゆるしおかまじ
一実の道を奏でるバッハかな
今宵はコード何にするらん
代の定め茲に確かにさだめおく
本来日本今も生き居りとこしえの花
名月の朝を迎えて一人なり
連れはかもねん白牡丹かな
あまりにも己が分際知らずして
いいかげんにしろよと彼のいう
いよいよに新し時代生まれるを
今宵静かに満月うれし