一隅を照らす
2010年10月05日
- 本来日本はこのような国ではなかった。自分の個性が個人情報であったと気づいて力を得た者が、自分のおかれている場で、その力を自覚して発揮し、日々の仕事を実践することを以って、一隅を照らす。どれだけの力があったかは、やがて気づくだろう。その段階に至っていない者たちを責める必要はない。彼らもいつかは気づく。気づいた者から始めるしかない。喫緊の解決するべき課題を一つひとつ解決していくしかないのである。それが本来の生き方である。その時、日月照らし、風が吹く。この不思議に感謝して涙する頃、あなたの現実は明るく輝き始めている。天照大神、本来日本の帰還である。
- ところで子供達のおかれている環境は今、情報化社会となって、情報は大人と同等である。場合によっては大人より詳しい。いつか大人は自信を失い、大人としての権威も失墜した。しかし、問題解決能力としての思考力が違う。これを思い出すべきである。社会を衆愚に導いたテレビ界は猛反省を要する。また、身分の上に安住していた知識人は、社会の腐敗に関する消極的共犯である。反省するべきは反省して、新しい激動の時代を生き抜こうではないか。