本当の自由を求めて

【2008/10/31】

  • 人間は限りなく自由を目指す。アメリカはその旗頭だった。そして最後の戦いが始まったのだろう。それはお金からの自由であるのだろう。そして宗教からの自由もあるのだろう。魂の存在はある。それを扱う分野として文学もあった。しかしそれも機能していない昨今である。本当の自由とは何だったのか。憲法で保障された精神的自由だった。それ故に表現の自由もある。報道の自由もある。それがどうだろう。 教育さえ、ビジネスとなった。それが現代塾産業である。福祉さえもビジネスとなった。しかしそれらは本来ビジネスとするべきではなかったのかも知れなかった。何事も経験しなければわからない。経験を通って分析し、反省があって、認識に至る。そして新しい地平が見えて来る。その意味でお金の支配も通る。宗教も通る。教育も通る。政治さえも。そして何が本当の自由だったのかが見えて来る。人間は限りなく自由を求めて進化している。お金或いは時間からの自由を謳うネットワークビジネス成功者も時間から自由になっているとは思われない。さらに、不安からの自由がある。それが宗教の目的であるが、宗教は筏に過ぎない。何時までもとどまるべきものではないのかも知れない。中村元先生は書いておられた。「宗教は何であっても良い。そこに真実を見ればいい」。自分の宗教が唯一無二絶対であるなどといって、その他を卑下する事があれば、それは真実に対する冒涜になるのかも知れない。さらに、愚かな自分が本当に賢い人を宗教の名に於いて粗末に扱う事があれば、それは宗教を知らない。神風を知らない。畏れを知らない。さらに詭弁的に強要すればどうなるか。代々の事がある。日本は本来シャーマン国家である。その属性のない者に、いくら宗教の名を借りてもわかりはしない。宗教活動の思い上がりがある。人を見て法を説けという事がある。どういう事だろうね。勘違いしている人がいるのではないだろうか。謙虚さを忘れて宗教を語るは愚かさを露呈している。それに気づけずに宗教を語る。粗末にしてはならないものを粗末にしている事を知らずに。昔よりいわれている。馬鹿に付ける薬はない。馬鹿は焼いても治らない。馬鹿の支配する世の中である。馬鹿は自分が馬鹿であることを知らない。故に馬鹿である。馬鹿になる事が幸せであるなどと、馬鹿の支配となった。テレビ界がそれである。馬鹿に馬鹿にされて我慢出来なくなると竹林の七賢であるか。或いは仙人であるか。


気づけばいい

【2008/10/30】

  • 何を施すのか。施す者は栄えると仏さんは仰る。身と心を施す。必ず帰って来る。宇宙の法則である。故に、未来は明るい。今気づいた方がその御役である。批判するも良い。それもより良きものを導き出すだろう。勝つも負けるも戦いは意味がある。負けてどうなるか。犬死にはない。人間である。万物の霊長である。その精神に意味があるなら、必ず、次の時代に芽吹く。それも法則である。種となって死ねばいい。来世はある。前世もある。今世をどう生きるか。重要である。野蛮は滅ぶ。愚かさも生き残れない。お笑いでは何も解決しない。思い知る頃となった。人生は面白い。トータル イズ ナッシング。愛は無となって愛である。即ち『ゼロの発見』である。課題がある。一つの課題を解いて次の課題が来る。例題をすべて解き切って自分のものとする。それからが応用である。全て解くまで、次の課題は分からない。十力は佛のチカラである。トータルである。十進法。十の次は何か。十一だね。佛を得て始まる世界がある。新しい時代である。プラスマイナス揃って電流は流れる。抵抗が大きければ大きいほどチカラは大きい。抵抗は代償である。そして抵抗をも乗り越える。どうだろうか。安楽な世界が待っている。苦もなく、電流は流れる。陰と陽。女と男。本来の持ち分がある。それぞれ十全にそのチカラを発する。バランスが取れて無駄はない。忘れていたね。諸価値を。取り戻すべき時が来た。カンニングで世に出た魑魅魍魎は去るべし。あなた方の時代は終わった。真実のチカラが芽吹いた。それは知性である。愚かではこの時代を生き残れない。感性も必要である。持って生まれたものである。それを生かす。自信を回復せよ。今のあなたで十分である。此処より始める。それしかない。楽。喜。好。幸。願い。希望。善。良。暖か。穏やか。健やか。愛。……。失って気づく。気づけばいい。終わりは始まりである。進化して。万物の霊長、何処を目指すのか。さぁ、行こう。21世紀の約束成就の時である。平和の土壌でなければ咲かない諸価値の花がある。日本は高い代償を支払ってそれを知った。ヒロシマの意味するところである。代々の秘密がある。本来日本、滅し給わず。フェニックスは広島市東千田町、広島大学正門前にあった。