深まりつつある確信~大和復活~
2008.10.12
- 彼は何をしたのだろうね。何を探していたか。もはや謎となったのかも知れない。しかしその確信は日々堅固になっているという。何の確信だったのか。ある日父はいった。お前は大丈夫だ。私の子だ。私もお前と同じだった。何がいいたかったのか。今頃になってわかってきたという。そしてこの言葉こそ、すべてだった。亦、大感謝である。あらゆる秘密は、自分にあった。信を以て入る事を獲たり。これを信じる事が出来るだろうか。あり得ない事である。しかし有った。今となっては、父の思い出と祖父の思い出と自分の思い出が何を意味していたかが明確となった。それは何だったか。いえば不遜である。いわなくても事実である。彼はいった。日本を救ったよ。それは本当だったのかも知れない。花は何処へ。この花咲くや姫。それは何だったのか。知る人はいるのだろうか。少なくとも世間巷は知らない。何も知らずに、お金の力だけで成り上がった者たちが、むしろ彼に礼儀を強要する。礼儀とは何だったのか。大和の秘密に属する秩序を曲げる礼儀を礼儀とはいわせないと彼はいった。強要するとどうなるか。一休髑髏ご用心も真実真理だった。既に経験的事実であるという。何がいいたいのだろうね。わからないね。それも無理はないという。自分にその属性がなければ、響きはしない。人間関係は同レベルで触発する。不幸とは本来の自分と現実の自分とのギャップであるとするなら、彼ほどの不幸はなかった。故に彼は彷徨ったか。三十有余年、諦めてはいなかった。そしてついに至ったか。何処へ至ったか。日月照らし、風が吹くという。どういう事だろうね。シャーマンの系譜だともいっていた。それらが何を意味しているか。既に記録がある。精査されるが良い。征夷大将軍とは何故だったか。天照らすとは廓然無聖だったともいっていた。それが本来日本の本懐だともいっていた。これもよほどの事がないと、わからないという。お天気坊やであるらしい。真実真理が生命進化の方向性だといった。それは神仏の実在であり、その教えだといっていた。本来無一物とは、一切不安及び怖れのない事で、無いのに有ると思っているとも。そしてそれらが払拭された状態が、自信であり、その時、勇気も当然となる。また、武士道は死ぬ事と見つけたりとはどういう事だったのか。大義名分とはどういう事か。その時、神風も吹く。故に本来日本は神国だった。市場経済は唯自己利益追求主義思想であり、諸価値を破壊して顧みない。既に民主主義であるが、それは市民革命を通して獲得した権力からの自由であり、その克服だった。フランス革命に於いては、血を流した。イギリスではオレンジ公ウイリアムを迎えたのだったろうか。血を流す事のない名誉革命となった。日本に於いては、江戸無血開城があった。それは譲ったのだった。その時、四杯の蒸気船が怖かったわけではなかった。背後のアヘン戦争、即ち帝国主義植民地支配が怖かった。そして譲られた明治は、文明開化と称して西洋化しようとした。その時、日本は西洋に百年遅れていると思った。急ぐあまり、廃仏毀釈等、悉く日本伝統文化を否定した。それも無理はなかった。推進した中心が下級武士であり、身心清浄及び正直本来日本純粋精神或いは大和魂を知らなかった。その文脈で、愚かな戦争をした。神風は吹くと思ったが、吹かなかった。その理由も示した。彼にしかわからない事だった。第二次世界大戦の敗戦を通して、日本は平和を知った。それはあまりにも犠牲が大きかった。戦場となった国々の方々に対して、理由はどうあれ、言い訳は通らない。申し訳ない事だった。相手国に対しても日本国自身に対しても。明治は大義名分など無かった。故に、自分たちで根拠のない錦の旗も作らねばならなかった。旧約聖書に、400年周期説と庶民の解放が秘められていた。400年前は、関ヶ原だった。その前は、鎌倉幕府だった。その前は、平安京遷都だった。その前は、正確には400年ではないとしても、卑弥呼だったか。庶民の解放は、市民解放、奴隷解放、女性解放の次に来る。これらが重なった。21世紀の約束だった。それは心の大地の開拓だった。その他、いろいろな業績となった。既に事実である。もはやどうにもならない。思えば、子供の頃からソウだった。その意味では、運命通りというべきか。いえない事もある。いう必要もない。すべて自覚を促した。そのサインは常々ある。何時その時が来るか。それは昭和50年だったのかも知れなかった。或いは昭和56年かも知れなかった。そして三度目のチャンスであるのだろう。それが今となった。すべてはその為に準備されていたという。それですべて説明がつくという。知る人はいるか。天は知っている。黄泉=地も知っている。日々、確信は深まりつつあるという。彼はいった。日本は大丈夫だよ。知性は自信を復活して良いよ。そして彼はいった。三十有余年もすれば見つかるよ。彼の知性があった。子供の頃からそれはあった。しかし埋没した。それも理由が解ったという。それほどの使命があったらしい。そして成就したのだろうか。そして芽が出たか。子葉の養分は使い果たしたか。それでいいよ。それで良い。これからだね。楽しみだね。すべての目的は何だったか。知性が明晰となる事だった。その究極が、日月照らし、風が吹く。美しい風景が待っている。美しい人が待っている。やさしい関係が待っている。それを無視するとどうなるか。天の祝福、黄泉の守護。してみるが良い。腐敗堕落が人生と思ったか。これより、思い知る。カンニングで身を処して閥を成した方々はご用心。これより、一切の嘘と暴力は通らない。愛と平和の実現である。既に世界は文化的に一つである。これより目的は何か。血を流さずに平和を手にする。すべて顔に書いてある。それ以上に、声のトーンが証明する。嘘は通らない。随分と勝手したね。勝敗は決した。幸せは、お金ではないよ。西洋成功哲学を調べると、やはりお金は目的ではなかった。お金を通して、自己実現或いは自己発見、自己認識だった。それは亦、人格形成だった。それを確認する事がビジネスの最終目的だった。これも過程ではわからない。結果が出て初めてわかる。数学の問題を解くに等しい。羅針盤は何か。自分自身である。自分を信じるしかない。人生とはそれだった。誰が至るか。天は見ている。黄泉も見ている。応援している。そして最終ゴールをすればどうなるか。天が微笑む。女神が祝福する。ゴールして、初めてわかる。大正天皇はどうしてあのようになったか。背景は何だったか。腐敗退廃ロマンス、デカダンスだった。罪は重いね。これより、日本は蘇る。鳳凰は梧桐に棲む。竹の実でなければ、食しはしない。竹の花は、六十年に一度咲く。この花咲くや姫。咲いたのかも知れない。古来本来大和の謎だった。咲いて初めてわかる謎だった。世界も驚いている。世間巷は知らない。それで良い。仕事は成就した。大和復活。
- 山道きて、なにやらゆかし、スミレ草、実人生に、花とさくらん。