北面の武士

2008.10.14

  • 鳳凰は梧桐にあらざれば棲まず 竹の実にあらざれば食せず 竹の花は六十年に一度咲く 何処なる天の香具山尋ね越しういの奥山出でし月かも 謎ときて御所川原の原石は頼朝の如く埋もれていたり 心なき身にもあはれは知られけり鴫立つ沢の秋の夕暮れ しれはまよひしらねはまよふ法の道なにかほとけの実なるらん 知ればよしこの世の秘密君が代と夜の港にアオサギの呼ぶ 朱に交われば赤くなる 君子危うきに近寄らず 衆生病む故に我病む大正天皇 この世をば如何でか棲めるぞ言問いて沖のカモメと高烏山  
  • 北面の武士は背中に日を背負う 故なき勝手もはやゆるさず
  • 見渡せば 既に手にする 埋もれしも 花ともみじと菊と刀と
  • 万軍の主は来たりて号令す時は来にけり黄泉もうごける
  • 乾坤の天津國津も喜びて日月照らし風は吹くかも
  • 此処に来てすべての謎をときおわる この世ただして未来に流す
  • こえきかば露堂々の嵐かな 何もて詫ぶる受けし月かも
  • マイボーイ エルビス歌う その声に 在りし日の父 驚きてゐた
  • コンバット サンダー軍曹 その姿 父の膝にて 何時も見ていた
  • 何時の間に 蔓延りたる哉 魑魅魍魎 おろち成敗 武士の習いか
  • あまりにも勝手が過ぎたそれ故に涙と共にゆるしおかまじ
  • 詫びぬれば大和の心敵将の逃げ道常に確保してあり

2008.10.14

  • 本当だったんだね。まさかと思っていた。もういいよ。引き受けたと彼はいっていた。終着駅だね。各駅停車だったか。しかし此処までとは誰も思わなかったね。当分、この記録は抜けないね。すべての謎を解き切った。どうでも良いか。その必要もなかったのにね。で、どうすればいいのかな。それがわからない。お金はない。
  • 日月の照らして吹くは南風 安芸の宮島君が代の歌