ロハスについて[和美]

http://www.lohasclub.jp/からの要約です。

  • 日本では、バブルの崩壊でお金に対する価値観が変わった。スローライフも登場した。新しい価値観を求めていた。そこにロハスである。ロハスとは、健康からみた環境を考えることを格好いいと思い、こだわりを持って生きるライフスタイルである。エコロジーとは違う。スローとも違う。今の生活の何処からでも入ることが出来る。どんな人でも始めることが出来る。故に広く普及浸透する。その中には東洋思想が流れている。身体の内側から美しくなろうとする。ヨガもそうである。体に良いものを食べることもそうである。本来日本の生活文化はすべてロハス的だったといえる。どれをとっても自然とつながっていた。
  • 【和[wa(bi)】 自然、歴史、未来と調和していくこと
  • 【美(sa)bi】 美しい街に暮らしたり、美しいモノに触れることで、人間の精神も美しくなるということ
  • 【怪kai】 快適なライフスタイルと夢を与えること
  • 【間kan】 人間関係の間の取り方や、心地よい空間作りを行うこと
  • 【活katsu】 活力があって活性化され、様々な行動を起こすということ
  • しかし、ロハスウォッシュ商品には要注意である。本当はロハスではないが、ロハスと銘打ってロハス的とみせかける。その対策は、自分の感性を養う。本物に触れる。美しいモノを見たり、触れたり、食する。全て試す必要はない。原価地に触れることでわかる。スモール・セルフというのがある。今いる場所だけの自分で良いと思う人たちである。ビッグ・セルフというのがある。未来や世界につながっていくライフスタイルをおくる人たちである。どちらが格好いいだろうね。生活の全てをロハスにする必要はない。無理はしなくて良い。生活の中で「ひとこだわり」を持つ。何か自分で出来ること、小さなことから始めようという意識が大切である。「最高のエゴイストは最高のエコイスト」である。自分のためにすることが、地球環境及び未来につながる。このロハスの考えは今後とも続くだろう。今生きている私たちのニーズを満たしつつ、未来の世代の可能性を壊さない。サステナブルである。日本の文化遺伝子、ライフスタイルの中には、未来のロハス文化の種子として、世界に贈与すべき貴重なソフトウェアが多くある。多元的なモノを共存させるというのが、日本特有の文化スタイルである。生命科学や複雑系の研究からも、「多様性の共生」ということが、サスティナブルなシステムの条件だとわかってきた。自然界には本来、善玉も悪玉もない。それらのバランスが取れている状態が健康な状態である。誤りを許容し、多様性を保持していく。それが自然の英知である。硬直化したエコ・ファシズムは危うい。健康脅迫も危うい。寛容とやわらかい強さを備えた未来の地球文化を発信提案していく。大量生産、大量消費の考え方は、もう美しくない。
  • 地球が汚れて、それが全部自分たちに帰ってくる。 ロハスとは懐かしい未来なんだ。
  • 未来派は、1907年にミラノから始まった20世紀最初の芸術運動だった。それは力と速度の20世紀を予言した。今、それからちょうど100年を経て、21世紀の新しいビジョンを示す時に来ている。
  • 六本木ヒルズの周辺に小川が流れていて、メダカが泳いでいる。そういった風景が21世紀の『懐かしい未来』の姿かも知れない。
  • ロハスとは、もともとライフスタイルズという複数形だった。多様性を含んでいる。様々なライフスタイルがあって良い。
  • 1997年。アフリカのシエラレオネの軍事クーデターで、虐殺と手足切断が続発した。40万人以上が避難した。