この時代を生き抜く
2013年12月29日
- 小林秀雄氏も文章に自在を得たのは晩年になってのことだった。すなわち『本居宣長』を書く頃になってのことだった。推敲することなく、思うままにそのまま書けるようになったのは。そして書いている。超えんとして超えることのできない人間の分際を知った、と。
- すべて失って得るものがある。そうしたものだよ。代償の法則。現代西洋成功哲学の基底理念である。何事も経験だ。経験するしかないと書いたのは森有正氏も全集補遺となってからだった。吉田健一氏はただ成熟するしかないと書いている。
- 或る大学教授が言っていた。カルトの要件は、多大な金銭を要求することである、と。お金だけではない。時間も労働力も要求する。それが懺悔だとか。目覚めるのは容易ではない。ボランティアとかネットワークビジネスもそうだね。すべて経験済みである。そしてすべて失う。馬鹿。
- ロバート・キヨサキ氏の本に書いてあった通りの資本主義の世の中である。その中で生き抜く。しかし、巧妙な支配に甘んずることはない。さらにドン・キホーテのごとく己の愚鈍を突き進むがいい。いつか気づくだろう。それからでも遅くない。いつまでも犠牲ではない。イチローがテレビ番組の取材に応じて言っている。自分の人生は遠回りだった。しかし遠回りが最大の近道だった、と。
サンフレッチェ西川がすごい
2013年12月29日
- サンフレッチェ広島がFC東京に勝ち、天皇杯全日本選手権決勝への進出が決定しました。それにしてもすごかったのはGKの西川です。PK銭となって2点のアドバンテージを取られた後、自らボールを蹴りました。それはこのようにして蹴るのだというお手本でした。それから続けて2本の相手のキックを防御しました。その後、サンフレッチェの選手は二本続けて西川のお手本通りのキックです。力まず、冷静に、相手のGKのタイミングを微妙に外してのコントロールされたキックでした。さらに西川が相手のキックを止めて初めてのアドバンテージを取り、勝ったのでした。そうだったのですね。西川だったのです。
国民主権
2013年12月29日
- 主権在民、国民主権の世の中となっている。国家のために国民があるのではない。国民のために国家がある。時代は変遷した。勘違いしないことである。改めて言う。自分たちだけ善ければいいとする犠牲の上の繁栄は滅びる。派遣切りはするべきではなかった。ブラック企業は社会的公器ではない。近隣諸国と仲良くするべきであるのに、明らかにそれを逆なでする総理としての地位での靖国参拝はない。和を以て尊しとする本来神国正統日本の属性のない精神による支配は恐ろしい。大義名分がなくて錦の御旗を立てざるを得なかった明治もそうだった。文明開化は西洋化だった。その帰結が第二次世界大戦だった。それも通らねばならなかった。そして伏流する。戦後学んだ人間としての諸権利がある。それが見事に日本において開花結実した。日本は戦後の約束を果たしたのである。世界が待っている。これより日本は世界平和のために働く。現代戦争は既に無価値となっている。それがヒロシマの意味だった。彼の尊祖父は廣島藩士桑原千畝(伝家老)である。祖父は後藤良亮(工業教育の権威)、父は昭亮(あきのり、16歳で海軍志願、赴任地はカムチャッカ、復員は網走)である。探さなければならないものがあった。それは見つけている。
糸車の針は抜け落ちた
2013年12月29日
- すべての謎が解かれている。知る人は知っている。そして成功する。知らない人には神秘である。知る人には事実である。何が真実だったのか。明らかとなった。それは常々、伝えられていた。それぞれの世界にそれはある。地獄にもそれはある。さぁ、始めようではないか。彼がどのような人生を歩んでいたのだったか。何を探していたのだったか。ここまでするとは思わなかった。見えない世界が驚いている。これまでにもそれはあった。しかしまだ、時ではなかった。いよいよである。本来日本、見事によみがえる。明治は譲られたのだった。しかし、勘違いと思い違いがあった。今も同じ支配である。いつまでもそうではない。断言し置く。責任はとっていただく。何の責任であるか。おのおの、胸に手を当てるがいい。これより始まる。何が始まるのだろうね。誰も知らない。彼は言う。黄泉を味方につけている。黄泉とは祖先の総体だった。彼を導いたのは黄泉だった。黄泉は明治以降の支配をとても憂えている。無理もない。彼らにとって本来日本はことごとく邪魔だった。しかし、世界は待っていた。世界が今、何を必要としているのであるか。西洋思想は19世紀に既に没落していた。救いを求めている。新しいパラダイムを必要としている。それは西洋と東洋の統合だった。すなわち日本の使命はここにあるのだった。取り戻すべきは何だったのか。精神である。しばらく封印されていた。糸車の針は抜け落ちた。さぁ、始まるよ。お楽しみはこれからだね。