静寂
2012-01-29
- 求めていたものは何だったのだろうか 静寂だった ポール・ヴァレリーは『文学論』の中で書いている あらゆる音楽が雑音に過ぎない そして白隠禅師は文学に興味があった 仏法のためにそれを捨て去った さて私たちは文化の名で何をしていたのだったろうか インド哲学において愛と創造性は対立概念である 私たちが本当に求めていたものは何だったのか あらゆる文学及び音楽もその本質は食べるための営為ではなかったか そしてどうなるのだったか 喧騒の中で愛を見失うのだったのではないか そして不幸となった あるいは地獄となった お金及び経済など所詮形而下だった 取り戻すべきものは静寂だった 都会の喧騒を脱して
知足
2012-01-29
- 他と比べていた その必要はない 自分は自分で十分だった 足ることを知れば良い 何を言われても水に流すが如く相手にしないことだ その時 相手も気づく そして言うだろう あなたとやりあう気はない 非行少年にもいろいろある 彼らは相手を困らせて楽しみとしている その時 手加減している それを見極めるとそれほど危険性はない それなのに非行少年を非行少年として追い込むのは誰だったのか ここに秘密がある 足ることを知れば良い その時 非行少年を制御している
此の人生
2012-01-29
- 此の人生 何だったのだろうね 或る意味で馬鹿げている 知る人は知る 知らない人は知らない しかし知らないことを以て否定できない 知らない人たちの支配があった それを終わっていただく あまりにも勝手が過ぎた 貪った これより成敗がある 裁くのは祖先の総体としての黄泉である 各々重きに従って処断ある 時は満ちた どうにもならない 此の時がこのような形で来るとは思わなかった
次の段階へ
2012-01-28
- 彼は彼でよかった と思えるようになってそれがアイデンティティの確立でした ずいぶんと星霜が流れました まるで夢のようでした 彼は何を探していたのでしょうね それは見つかったと言います それは彼自身でした 何と不思議な人生だったことでしょう それにしても壮大な夢を描いていたものです いつか実現します 見えない世界ではそれは成就しました しかし この世に現実化するべきか否かというと それは実現しないほうが良いのでしょうね その必要はないのです それは過去の夢だったのです そして今 実現するべきは何だったのでしょうか それを模索する段階となったようです みんなが幸せになるために 一部の幸せは本当の幸せではなかったのです 彼は言います もういいよ 自分のことはわかってしまった すべて過去からの因縁だった 運命どおりだった これから回向だね 感謝して この世に生れて善かった 何もかも そして次の段階に進む 御礼あるいは恩返しとして 世間は知らない それで良い 彼は至った どこへ至ったのだろうね 彼の『経験』に至ったのだった 彼は導かれていた もはや間違いない そして彼に使命がある それって何だったのだろうか あまりにも不思議な人生がある
それで良い
2012-01-27
- 彼は今日、とても良い仕事をしたね。何をしたのだろうね。だれもわかんないね。それで良いよね。これから幸せになるんだよ。お金もいっぱい儲けるが良いよ。長い冬だったね。修行の時代は終わったのかな。何を見聞してきたのだろうね。私たちは知らなかった。あなたは確かに何かを見つけている。体験的に。すべて私たちのためだった。ありがとう。どんなに感謝しても足りないね。