本当の幸せの方へ

2012-03-27

だれもが幸せを求めている それは支配することかと思われた それで権力を追求したり 武力を以って征服したり お金を以って思い通りにしようとしてきた しかし それらはどれも本当の幸せをもたらしてはくれなかった 此処に至ってどうしたらいいのかわからなくなってしまった 人間性とは何だったのか見失われたのだった そして何が善であり何が悪であるのかもわからなくなった 自分の好き勝手にすることが自由であるかのように勘違いしている だれもがそうなっている そしていつか塗炭の苦しみをなめることになるのだった 何故だろうね 生命は限りなく自由を求めた そして人間に至った 確かに自由であるが何かに支配されていた 食べることは命を犠牲にすることだった それに対して償う方法がなかった それが生きることだった 地球も何時か滅びる それまでに本当の幸せと自由に至ることができるのだろうか 宇宙の法則に六道輪廻がある 仏法では当然の事であるがそれは既にギリシア哲学で気づいていた しかし私たちは今 それを忘れている どうして苦しい六道を輪廻しなければならなかったのか それも真実の仏法が明らかにしている 食べたら食べられる それは運命付けられていたのである それより逃れる方法はあったのだろうか これまではなかった 法華経は言う 「人間自ら出づることあたわず」 本当にそれはないのだったろうか さらに法華経は「唯善業の因縁より出でたり」とする これが唯一の方法であるとする それは何だったのだろうか 善とは仏だった 仏は実在する あるいは滅し給わず これを知らない 知らないことを以って否定する 宗教だといって敬遠する すべては知らないからだった 人類も人類となって久しい いつか解決しなければならない 時は来ている 私たちは本当の幸せへ向けてシフトする頃となった それほどまでに時代は腐敗している あらゆる方法論が意味を成さなくなっている それはないのだろうか あると彼は言う 本当の幸せとは何だったのだろうか 真実を知ってそれに安住する それ以外は無価値となった それは何だったのか 神仏は実在する それより始めようではないか 私たちは失敗した それは人間として失敗したのだった